駒ヶ岳ロープウェイ(中央アルプス観光株式会社)さんにお邪魔しました!

2019/02/08
雑談ブログ

先日、1月30日に地元の駒ヶ根市にある駒ヶ岳ロープウェイを運行していらっしゃる中央アルプス観光株式会社さんにお邪魔させていただきました。

はじめにこの【中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ】について簡単にご紹介いたします。

駒ヶ岳ロープウェイは、中央アルプスの宝剣岳を見上げる千畳敷カール(大昔に氷河で削られてできた窪地)まで繋がるロープウェイです。

駒ケ根高原のしらび平駅(標高1,662m)から千畳敷駅(2,612m)までを僅か7分半で繋いでいます。

この千畳敷駅は日本で一番高いところにある駅で、何と、ホテルも併設されており、これまた何と、通年営業しています!

標高2,612mにあるホテルですから、景色はもちろんですが天気が良ければ星空は最高です。

普通でしたら、本格的な登山の装備で何時間も掛けて登り、山小屋に泊まって・・・というところを短時間で気軽に、そしてちゃんとしたホテルに宿泊できるなんてところはなかなか無いのではないでしょうか?

ぜひ皆さんもご自身の目で絶景を目にしていただきたいです!

 

さて本題ですが、当日はバスに関する打ち合わせということでお伺いさせて頂いておりました。

というのも、中央アルプス観光さんはロープウェイの運行やホテルの経営だけでなく、JR駒ヶ根駅から駒ヶ岳ロープウェイのしらび平駅までを繋ぐ路線バスも運行されています。

そう、ここで駒ヶ根自動車学校と繋がりましたね。

駒ヶ根自動車学校といえば大型二種免許の卒業生が日本で1番多く、全国の多くのバス事業者様と免許取得だけではなく運転士教育でも協力させていただいています。

ということで、そんな関係もあり今回は『すごい道!』と噂のしらび平駅までの路線を見学させていただきました。

 

今回、乗車させていただくバスですがISUZUの2ステップですね。急坂を登るためにギア比も特別仕様だそうです。

タイヤをよく見ると前後輪にチェーンが装着されていました。ちなみに反対側から見ると・・・

 

何と、右側は後輪だけチェーン装着しています。

お話を伺うと全然これで走行には問題ないようです。

ただし後輪のチェーンはしっかりダブルでした。

(奥に見えるタイヤにもチェーンが掛けられているのが確認できます)

 

このバスで、今回は駒ケ根高原菅野台にある中央アルプス観光さんの本社前から出発です!

出発してしばらくすると『車両通行止』と書かれた大きな看板が見えてきました。(前日降った雪が結構ですね・・・。)

ここからは一般車両が入ることはできません。

 

何故かは行けばわかります・・・。

 

バス1台がやっとの道が延々と約10km。

30分程(菅野台から)掛けてしらび平駅を目指します。

こんなところに一般車が入れば混乱必至!

バスならゆっくり景色も楽しめます。

運が良ければ、野生のサルやカモシカ等と遭遇することもありますよ。

 

登るにつれて宝剣岳も近づいてきました。

 

この日は天気も良くて最高のコンディションです。

今からあの山に登って見られるのかと思うと、仕事も忘れてワクワクしてしまいます!

 

オッと、いけない。

今日は仕事ですからしっかり道の状況もリサーチしていかなければいけません。

『斜度10%』の警戒標識です!これはなかなかの急こう配ですね。(ピンボケ申し訳ありません・・・)

 

標高も高くなるにつれ雪も多くなってきました。路面もところどころ凍結しています。

今年は例年に比べかなり雪が少ないとの事でしたが、この傾斜ですからこの雪でも運転するのは怖そうですね。

 

下を見下ろすとこんな感じです。

なかなかのクネクネなのがお判りいただけますでしょうか?

大型二種免許の教習でも【S字】ってありますけど、それに10%の傾斜がついてさらに岩が飛び出していたり・・・お客さんを乗せていなければちょっと運転してみたいかな?

 

そんなこんなで気付けばロープウェイの下の駅『しらび平駅』に着いていました。

 

本来はこれで今日の目的としてはOKなんですが、おまけでロープウェイの上の駅『千畳敷駅』までお邪魔させていただきました!

その時の写真をこれまたおまけで掲載しておきます!

どれも素晴らしい景色でしたが、やはり写真で見るよりも実際に見た方が迫力が全然違います。

天気が良ければ富士山も望めます。

素晴らしいのは初めにも書きましたが、通年営業をしているので四季折々の景観が楽しめるという点です。

 

こんな絶景がこんな短時間で気軽に楽しめる中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ。

駒ヶ根にお越しの際には、時間を作って足を運んでみてはいかがでしょうか?

中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ